朝、目覚めた時から不快
まず、喉が枯れている。きっと(絶対)口を開けて寝ているからだろう。どんどん歌う声が低くなっている気がするのは、日々の睡眠時口呼吸の賜物かもしれない。
隣には、誰もいない。
一足先に家を出た同居人は朝早くから今日も職場へと向かった。いつも枕もとの近くで香水をかけてから行くから匂いでわかる。1時間くらい前から既に私は1人だ。
休みの日の朝は何をするにも正解が分からない。洗濯も掃除も、無限の時間の渦に飲まれて、終いである。最近はNetflixで惰性で見始めたDr.STONEを見進めながら家事をするのがお決まりになっていた。
そういえば、最近寝てる時も、朝方も、常に目が痒い。花粉かとも思ったけど、昼間家の中でも外に出ても何も感じないので考えないようにしていた。が、やはり原因はベットなきがする。このシート、最後に行っ洗ったんだろう…。そう思いながらシーツを剥がしていく。こうなったら選択の余地は無い。丸洗いだー!ボケー!
家から徒歩2分にコインランドリーがあることを初めて知った。同居人は「この近くにはコインランドリーないよ」と行っていたので入居4ヶ月目にして私の方が暮らしこなせているやんと思ってしまった。30分300円でカラカラ乾燥が叶うなら全然安い。また30分後に会おうな、シーツ達よ。
家に戻り、インスタントラーメンを作る。塩分が欲しい気分だった。気休めにホウレンソウをぶち込み、どうかカロリーがゼロになるよう祈りながら啜る。食後はカロリー消費だ!と意気込み徒歩2分のコインランドリーへ向かい、ほかほかのシーツたちを回収した。暑い、日差しは最早、初夏である。。
休みの日で、私を心地よくしてくれるのは昼寝の時間くらいだ。シーツを剥がして、毛玉がむき出しになったみすぼらしいベッドに横たわり「悪くないな」と偉そうな感想をつぶやき眠りこけた。夢を見ない昼寝が1番いいのだよ、ねえ。
3日前に体験に行ったジムへ契約をしに向かう。ここは今流行りのチョコザップではない。管理人常駐の比較的空いてるだけが取り柄の少し高い会費のジムである(言いすぎた)
入会費を支払い、いざ自分でトレーニングだ。
一応、やった事メモしとこ〜
・ストレッチ(家)
・おしり(家)
・腹筋
・筋トレ3種
・踏み台
汗がじわりと出て気持ちよかった、続くか分からないが管理人さんも優しい(怪しいくらい)し雰囲気が心地いいのでまだ頑張りたい。
夜はご飯の支度を。YouTubeのショート動画で見つけたフライパンひとつで作れるつくね、クリームチーズを使ったブロッコリー和え、味噌汁。おまけに明太子を一欠片。
我ながら、頑張った。相手が休みの日は毎回作ってくれて、外食も基本出してくれるのでこんな時くらいしか還元できない。感謝とヘルシーを掛け合わせて考える。こんにゃくも買ったけどそれは明日に回そう。
そんなことより、私が渡した今月の家賃が床に転がっているのをどうにかして欲しい。あれを見る度に、虚しくなるから。
ここからが最悪だった。
同居人とエヴァQを視聴、相手は初見、私は数回目である。Qは初見だとなんじゃこりゃ?状態になると思い私は所々で捕捉を挟み、相手も一時停止して確認しながら見進めた。が、それが良くなかった。私は次回のシンエヴァで分かる情報をくちばしり、相手を同調せずはぁーん、ふーん、で会話をしていた。それが気に食わなかったらしい。
人と暮らすと、自分自身が見えてなかった一面を指摘されるキツイ時間が度々ある。
それを乗り越えれるかは、お互いの懐の広さとバカになる力にかかっている気がする。
私は毎回相手が不快な思いをしてると「あぁ、いつ別れようか」と思っている。相手を不快にするくらいだったら離れていたい。バカになれない。自分が最も嫌なことは、自分の存在によって相手になにか悪影響を及ぼしていると知ることだ。いつだって自分にばかり矢印が向いていて、本当は相手がどう思っているのかを聞かないまま「そんな態度とられるくらいだったら辞めよう」と自分と向き合うことから逃げている。
そう、碇シンジと同じだ。そうやってまた嫌なことから逃げる、相手を知ろうとせずに。
「知ろうとしたさ!でも…」
今の私をうけいれてよ!と思ってしまう。どんな私でも愛してくれないなら!あなたじゃない誰かと交換して!とさえ極端に言えば思う。自己中の大馬鹿女と罵られてもこれが本音だ。相手が不快に思った時だけぶつけてくるのは割に合わない。
皿を洗ってくれた、ベットシーツは私がセッティングした。お互い「ありがとう、」と最低限のマナー感謝を伝えて床に就く。
繰り返そう
ひとと生きていると自分自身が無自覚な良くない一面を指摘されてキツイ時間がある。
容易くは受け入れられない。
いつになったら、受け入れられるようになるのだろうか。
おやすみなさい〜(:3[____]